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月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第10章 花明~はなあかり~
 その大妃が一昨日の朝、初めて姿を見せた。




 いつものように美しく装いを凝らし、あまたの女官を従えて庭園をそぞろ歩いていたという。どうやら大妃殿に籠もっていたのは〝ご不例〟、つまり具合が悪くて伏せっていたらしいのだが、そんな噂は笑い飛ばしたいほど至って健康そのものに見えたとは、実際に大妃の姿を垣間見た照陽閣の女官たちの話だった。
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