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月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第10章 花明~はなあかり~
 いつしか降りそぼっていた雨も止み、二人の頭上には蒼い絵の具を限りなく薄めたような空がひろがっている。まだ残る重なり合った雲間から、ひと筋の光が差し込み地上を真っすぐに照らしていた。足下のムラサキカタバミの花がしっとりと雨に打たれ、小さな花片がそれこそ紅蛍石のように透明に煌めいている。
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