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第4章 【第四章】

私が黙っていると、

彼はもといた場所にもどって、私の手を握った。



舌をだせば、ソコに届きそうな距離から、

私に話しかける。



斎田「俺にだけは、おねだりして？俺にだけ見せて？」



大きな染みができた下着を脱がせながら、

まるでトラウマを見透かすように、

彼は真っすぐに私をみて言う。



その言葉に心を奪われ、ついに願望を口にする。



亜美「な…めて……ほし…ぃ……」



尻すぼみになった言葉を最後まで、ちゃんと聞いて、

彼はそこに舌をのばした。



真ん中に舌を這わせ、舐め上げる。



亜美「……ん……ァアンッ！」



待ちわびた刺激に身体がしびれた。



繋いだままだった彼の手を、強く握り締めすぎて、

自分の爪があたっていることに気づき、

ふりほどいて、シーツをつかんだ。



斎田「手、かして？つないでよう？」

亜美「ン……だっ………て…爪が…、、ぁ……んんンッ！」



彼は、私の手をシーツからはがして握りしめ、

再び攻め続ける。



刺激を待ちわびていた下の突起は、

一度舐められただけで震えるほど感度を増していた。