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生徒会長・朝倉美咲
第37章 生徒会室の饗宴
美咲は身も心もボロボロだった。
ほぼ毎日、ひどい時は日に何度も、宅間の呼び出しを受ける。
同好会の部室ならまだ良いが
校舎裏や階段の踊り場など、
人目につきやすい所で全裸で奉仕させられるのが恥ずかしくて悔しくて堪らない。
菜々美のビデオを取り返すためだと葛巻に言われたが、まさかこんなに何日も続くとは思ってもみなかった。
今日も宅間に辱しめられ、疲れ果てた身体で放課後の生徒会室の戸を開けた。
「よお、お勤めご苦労さん」
会長の椅子にどっかり座った中年教師が、ニヤニヤ笑って美咲を出迎えた。
その姿を見た途端、美咲は込み上げる感情を抑えきれなくなった。
まさか彼の醜悪な顔を見てこんな気持ちになる日が来ようとは、夢にも思わなかった。
美咲は、かつては憎んでさえいた男の胸に飛び込んだ。
「葛巻先生…!」
ほぼ毎日、ひどい時は日に何度も、宅間の呼び出しを受ける。
同好会の部室ならまだ良いが
校舎裏や階段の踊り場など、
人目につきやすい所で全裸で奉仕させられるのが恥ずかしくて悔しくて堪らない。
菜々美のビデオを取り返すためだと葛巻に言われたが、まさかこんなに何日も続くとは思ってもみなかった。
今日も宅間に辱しめられ、疲れ果てた身体で放課後の生徒会室の戸を開けた。
「よお、お勤めご苦労さん」
会長の椅子にどっかり座った中年教師が、ニヤニヤ笑って美咲を出迎えた。
その姿を見た途端、美咲は込み上げる感情を抑えきれなくなった。
まさか彼の醜悪な顔を見てこんな気持ちになる日が来ようとは、夢にも思わなかった。
美咲は、かつては憎んでさえいた男の胸に飛び込んだ。
「葛巻先生…!」

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