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恍惚なる治療[改訂版]
第8章 沼に溺れる
『あっ…うぐっ…』
『はぁ、佐伯さんいやらしいですね…ココをグチャグチャにして…こうやってちょっと触っただけで…』
ヌチャ…
『ああっ!』
『ほら、また出ましたよ…』
柳川先生にのし掛かられ、深いキスをされて欲情を煽られる…
お互い裸のまま絡まって、柳川先生の手や口に精液を放ってもすぐに復活する…
『あっ、あっ、うあぁ…』
『はっ、いいですよ、佐伯さん…』
前から、後ろから柳川先生の屹立が擦れ、シーツを精液で汚してもお構い無しに肌をぶつけて快楽を求め合う…
柳川先生も性欲が底無しで、何度も何度も翻弄される…
『はぁ…ううぅ…』
『佐伯さん、愛してますよ…』
「………えっ?」
目が覚めるとそこは俺の部屋で、見渡しても柳川先生なんて居らず、ベッドや服は全く乱れていない…
「……ああぁ…」
約束当日に柳川先生とセックスする夢を見るなんて…!!
それだけ柳川先生とセックスしたいと無意識に思い込んでるのか…
今日柳川先生と顔合わせるの気まずい…
ズル…
「えっ?」
上体を起こした際に下半身に感じた違和感…
恐る恐るズボンと下着を下ろすと、性器が硬く上を向き、周りには白い液体が纏わり付いている…
な、何これ…
もしかして、エロい夢なんて見たから、夢の中の感覚のまま射精したのか…

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