この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
乳房星(再リフォーム版)
第64章 夢のつづき
なみさんは、むじゃきな声で受話器ごしにいるけんちゃんに言うた。

「けんちゃん、久しぶりやねぇ~元気だった~…今、どこにおるん?…宇野…」

なみさんは、受話器ごしにいるけんちゃんにふざけた声で言うた。

「ああ、中日ドラゴンズの背番号7でおでこにボールゴツーンのあれね。」
「それは宇野勝さんですよ!!…ぼくがいよんのは岡山県の宇野ですよ!!」
「ああ、分かったわ…ウェディングドレスをプロデュースしたタレントさんよね~」
「それは神田うのさんです!!…なみさん!!岡山県の宇野ですよ!!」

なみさんは、なおも面白半分に言うた。

「ああ、男の子の髪につけるムースよね。」
「それは(資生堂の)ウーノ!!…あのね!!ぼくは今岡山県におるんよ!!」
「なんや、すぐ向かいやん…それならそうと言えばええのに…」
「なみさん、すぐにメモしてや!!」
「メモね…いいわよ。」

けんちゃんは、なみさんに伝言を伝えた。

「分かったわ…伝えておくわ。」

メモを終えたなみさんは、メモ用紙に記載された場所に電話をかけた。

(ジリリリリリリン…)

ところ変わって、松山市恵原町の庄屋の家にて…

いうまでもなく、たつろうさんの嫁はんカタの実家である。

ハンドル式の黒電話のベルが鳴り響いている。

たつろうさんの次女が電話に出た。

「はい、小関でちゅ…」

なみさんは、切迫詰まった声で言うた。

「もしもしおじょうちゃん、おうちの人と変わってもらえる?」

たつろうさんの次女は、むじゃきな声で受話器ごしにいるなみさんに言うた。

「もちもち…あのね、今日ねぇ、幼稚園でこんなことがあったのよ。」

受話器ごしにいるなみさんは、ものすごく困った声で言うた。
/574ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ