この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
瀬音とボクとよしみくん
第37章 おまけ④ 里見ミツハの場合▽
真っ裸で、キスをしあっている男の子が二人、いた。
その一人は、まさか、私の弟の翼だった。
私を含め三人は不思議なことに固まったまま
何分がたったのだろう。
いや、本当は数秒しかたっていないのかもしれない。
やがて、我にかえった私は、だんだんと怒りがこみ上げてきて、訳もわからず、二人に向けて言い続けていた。
なにを言っていたのか半分は覚えていない。
でも、二人をこれでもかと罵倒していた。
この、変態っ
私の弟がこんなに変態だったなんて。
「っ早く服を着て、部屋から出ていきなさいっっ!……」
「はいっ」
「……はい」
二人はおとなしく、服を持って部屋を出ていく。
「ちょ……ちょっと待って」
その一人は、まさか、私の弟の翼だった。
私を含め三人は不思議なことに固まったまま
何分がたったのだろう。
いや、本当は数秒しかたっていないのかもしれない。
やがて、我にかえった私は、だんだんと怒りがこみ上げてきて、訳もわからず、二人に向けて言い続けていた。
なにを言っていたのか半分は覚えていない。
でも、二人をこれでもかと罵倒していた。
この、変態っ
私の弟がこんなに変態だったなんて。
「っ早く服を着て、部屋から出ていきなさいっっ!……」
「はいっ」
「……はい」
二人はおとなしく、服を持って部屋を出ていく。
「ちょ……ちょっと待って」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


