この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
飛べないあの子
第4章 刻まれるキス
凛の硬い表情を想像して、慧はフ・・・・・・と微笑んだ。
「心配しなくても大丈夫だよ。キスまでしかしない」
「そ、そんな心配してない」
「そう?」
もっと電話で話をしたいが、あまりしつこくして引かれては元も子もない。
慧は早々に電話を切ると、自宅の住所を凛にメッセージで送った。
オープナーのナイフでキャップシールに切り込みを入れる。
コルクを外してワイングラスにワインを注ぐ。
凛が頻繁にこの家を訪れ、一緒にワインを飲み、キスをして、そして・・・・・・。
そうなるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。
自制心には自信があるが、凛に関して言えばどこまでそれが持つのか自信がなかった。
早く二人で会いたい。
凛のことを想って飲む時間が日に日に増していた。
「心配しなくても大丈夫だよ。キスまでしかしない」
「そ、そんな心配してない」
「そう?」
もっと電話で話をしたいが、あまりしつこくして引かれては元も子もない。
慧は早々に電話を切ると、自宅の住所を凛にメッセージで送った。
オープナーのナイフでキャップシールに切り込みを入れる。
コルクを外してワイングラスにワインを注ぐ。
凛が頻繁にこの家を訪れ、一緒にワインを飲み、キスをして、そして・・・・・・。
そうなるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。
自制心には自信があるが、凛に関して言えばどこまでそれが持つのか自信がなかった。
早く二人で会いたい。
凛のことを想って飲む時間が日に日に増していた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


