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小夜
第8章 さようなら
お兄さま
ただの夢だと笑いますか

でもこれがきっと
小夜とお兄さまの血に流れる
呪い
そのもの

この家を富ませ
繁栄させるための
古い古い呪術

血を分けた妹を生贄に
この家の長たる兄が
家に降りかかるあらゆる厄と災いを
妹にかぶせて富へと転ずる
凶まがしいまつりごと

お兄さまは知らなくても
お兄さまの血は知っている筈


だからお兄さまは
子供の小夜を
花嫁に
生贄に
貫くための奴隷に
望んだ


そして小夜は血のさだめのままに
お兄さまに貫かれた……
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