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アンケートから生まれた Love story
第9章 花火
イケメンから見てもそう思うって、相当なのね姫宮くん。
……私は
今隣りに立つあなたの方が、何倍も光って見えてしまうけど。
「あー…いつだったっけ。
割と最近だったような」
2人の姿が曲がり角で消えてから、タカくんが考え込むように腕を組んだ。
「男は見たことないけど、女の方はどこかで見た」
「えっ!?」
「しえりさんの同僚? 名前分かる?」
「ううん、女性の方はまったく面識が……」
まさかのここにきて、新たな人物までも関わりが!?
「そうだ確か先週、うちの会社のエントランスに居たような。
んでもって蓮さんが……いや違う、瀬名さんかな」
「!?」
「結構記憶力あるんだ。
だから近い位置で目に留まった人は、大体覚えているんだけど」
〜〜女性がタカくんの会社に!?
な、なぜ!?
女探偵?
スパイ活動?
姫宮くんの謎の相棒もしくはアシスタント……!?

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