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第46章 両手を縛られて

(あっウソでしょ！？)
(こんなのイヤッ)

既に快楽の小さな波が来ている広美は絶望する。

「どうした？もしかして続けたいのか？」

太田は失笑しなが、広美に声をかける。
摘まんでいる乳首への愛撫は広美の快感が収まらない程度に軽く愛撫を続ける。

広美は一つ目の小さな快楽の波を越えたいのだが、それには刺激が足りていない。

小さくピンクだった乳首もいまや、どす黒い親指ほどの乳首に変わり果てている。

自ら快楽を求める事が出来なくなった広美は、もぞもぞと体を動かす。

少しして太田はまた広美の顎を掴み、舌を出させ濃厚なディープキスを開始する。

しかし広美が激しく舌を絡めだすと太田はその口から離れるといった事を繰り返す。

(あーまたなの？もう少しなのに…)
(いやだよ、離れないでぇ)