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ワルキューレの朝ごはん
第2章 化学反応
とある廃墟の屋上に辿りつく綿毛のように幻を誘う僕らは
2人で見た夕暮れ時の光景を生涯忘れることは出来ない。
「ヨハネが首をくれ!」と計6回、気でも狂ったように叫ぶ・・・美しい顔立ちの少女。
何を隠そう演劇部と云う名前の活動実態不明瞭な腐女子の集いの絶対的エースの彼女。
「何でも欲しいものはやる、愛しいサロメ、じゃがヨハネの首だけは止めておけ・・・」。
何て台本棒読みだけど雰囲気
で彼女の芝居の練習に同行。
練習にかなり熱が入った彼女は憑依体質で、醜悪な風体の僕との距離が近い濃厚接触。
これと云った理由もなく、と云う嘘、ストーカーさながらチャンスの到来を待ってた。
「なるほど!肥満児のあんたヘロデーって感じだから」と云う彼女の目線の先には僕。
だから、ヘロデ王の役は僕に決定したんだ。事後的に台本を読むと「ヘロデ王はサロメ
の背後から!おっぱいを・・・」何て書いてあったので興奮してマーライオンの如く鼻血。
2人で見た夕暮れ時の光景を生涯忘れることは出来ない。
「ヨハネが首をくれ!」と計6回、気でも狂ったように叫ぶ・・・美しい顔立ちの少女。
何を隠そう演劇部と云う名前の活動実態不明瞭な腐女子の集いの絶対的エースの彼女。
「何でも欲しいものはやる、愛しいサロメ、じゃがヨハネの首だけは止めておけ・・・」。
何て台本棒読みだけど雰囲気
で彼女の芝居の練習に同行。
練習にかなり熱が入った彼女は憑依体質で、醜悪な風体の僕との距離が近い濃厚接触。
これと云った理由もなく、と云う嘘、ストーカーさながらチャンスの到来を待ってた。
「なるほど!肥満児のあんたヘロデーって感じだから」と云う彼女の目線の先には僕。
だから、ヘロデ王の役は僕に決定したんだ。事後的に台本を読むと「ヘロデ王はサロメ
の背後から!おっぱいを・・・」何て書いてあったので興奮してマーライオンの如く鼻血。

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