この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
はじめてでドタバタな夜と、その後のこと
第5章 ベッドの中でも、いつもの二人で?
「自慢げに見せなくていいよ。それよりも。装着のやり方とか、わかってる?」
「まあ、やったことはないけど。別に難しくは、ないんじゃない?」
「ホントぉ?」
「大丈夫だって。とりあえず、やってみるから」
とは言いつつも、内心は結構不安である。
カサッ――ビッ。
モゾモゾ――――モゾ……。
案の定、手間取っていると、寺井から聞かれる。
「あの、どうっすかぁ?」
「あ、うん……もう、少しで……と。んん、なんか変?」
「ああ、もう。ちょっと、見せてみ」
「え、いいよ! このくらい自分で――」
「いいから」
業を煮やし、寺井が僕の股間に手を伸ばしてくる。
「ほら、違うって。これだと表裏、反対じゃんか。逆にすれば、あとはクルクルって」
「わかってたよ。今、やり直そうとしてたんだし。ヌルヌルしてるから、やりにくくってさぁ」
「ハイハイ」
「ああっ! そ、そんなに強く握らないでくれない。あと先端押さえないと、空気入るって説明欄に書いてあるけど――」
「チッ――細かいこと気にせずに、とにかく一度、装着してみるの。ほら、こうして――と。どう? 空気とか入ってないよね」
「あ、うん……ありがと」
「どういたしまして」
こうして、ついに準備万端――なのか?

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


