この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
有翼神は翼無き女性を愛する~異世界の溺愛恋模様
第2章 目が覚めたらパラダイス

「んあっ」
「逃げるなよ」

 絡まった後に舌先で優しくなぞられ、ゾクッとしたなにかが私の体を駆ける。

(今の……なに?)

 舌先が動くたびに、分からないものが私の中に蓄積されていくみたい。
 うんん、本当は少しだけ分かってる、これは体が気持ちいいと言っているサイン。ゾクゾクしながらルーキフェルの舌を受け入れてしまう私は、なんなのだろう。

「エイミス、お前からも舌を絡めろよ」
「舌を……絡める?」
「俺がやったようにすればいい」
「絡め……ん、んん」

 言われた通りに舌を延ばし、ルーキフェルの舌に乗せてみる。唇と同じく大きくて厚い舌の感触、舌先だけで絡み合う気持ちよさに、私はいつの間にかルーキフェルの服を掴み、初めてのキスに夢中になっていた。

「はぁん……」
「これは育てがいがあるな」
「ルーキフェル?」
「お遊びは終わりだ、リャナンシーに着替えを用意させる。ついでだ、アイツをエイミスに付けておくか」
「着替えって、私はこのままでも良いのに」
「そんな格好じゃ周りから浮くだろうが。それらしく仕立ててやるから、大人しく言うことを聞いていろ」

 大人しくってなによ、それにリャナンシーって人を私に付ける? まずまず分からなくなりそうな私。まずは有翼の雲海から調べなくちゃダメよね。
 それ以前に、私が生きてるのか死んでるのか疑問なんですけど。

/61ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ