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第13章 エピローグ

「いらっしゃい。」

開けられたドアから、桜さんが顔をだす。

「こんにちは」

挨拶をして中に入ると、メンバーが揃っていた。

「久しぶりだね。」

「うん、6年ぶりだ。」

今日は、久しぶりに同窓会ならぬメンバー会だ。

あれから6年。
俺達は今日、大学を卒業した。

兄と千秋さんは、結婚して俺の実家で一緒に住んでいる。
姉も修一さんと寄りを戻し、結婚して嫁にいった。

誠さんと桜さん、正弘さんと紫さんは別れてしまったが、友人として付き合いがあるそうだ。

朋さんと可憐さんは、結婚してこのマンションで暮らしていた。