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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第4章 4日目
ももちゃんが出て来た。浴衣姿だ。もちろん旅館の浴衣なので、簡素なもので、カラフルでもないが。
やっぱり、何を着ても可愛い。
洗い立ての髪をおろして、ほんのりピンクに染まった顔が、艶かしい。
「お兄ちゃん、待った?」
「ちょっとだけ。ももちゃん、浴衣似合うね。なんか色っぽいよ」
「え?そうかな…」
「とりあえず部屋に戻ろうか。もうすぐご飯だよ」
「うん!」
食事処で夕食を食べた。会席料理だった。
たしかに美味しかったが、僕はこれからする事を考えると、食事どころではなかった。
「なにこれ?よくわかんないけど、おいしい!こんなの初めて。お兄ちゃん、これ何?」
ももちゃんは、いつもと変わらず美味しそうに、ニコニコして食べていた。
やっぱり、意識してないのかな…よくわからない。
やっぱり、何を着ても可愛い。
洗い立ての髪をおろして、ほんのりピンクに染まった顔が、艶かしい。
「お兄ちゃん、待った?」
「ちょっとだけ。ももちゃん、浴衣似合うね。なんか色っぽいよ」
「え?そうかな…」
「とりあえず部屋に戻ろうか。もうすぐご飯だよ」
「うん!」
食事処で夕食を食べた。会席料理だった。
たしかに美味しかったが、僕はこれからする事を考えると、食事どころではなかった。
「なにこれ?よくわかんないけど、おいしい!こんなの初めて。お兄ちゃん、これ何?」
ももちゃんは、いつもと変わらず美味しそうに、ニコニコして食べていた。
やっぱり、意識してないのかな…よくわからない。

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