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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第4章 発覚
―邸下はあの夜、王にひそかに呼び出され、大殿に赴かれました。勧められた酒にしびれ薬が入っており、大殿を出ての帰り道、刺客に襲われたのです。





 結果として、世子自身が稀に見る剣技の持ち主であったことが彼の生命を救った。刺客は世子に致命傷を与えることができなかった。
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