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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第4章 発覚
「そんなに泣いたら、身体中の水分が流れ出て、ひからびちまうだろうに」




「そうかしら、でも、涙が止まらないの」




 セリョンは母から手巾を受け取り、盛大にに洟を噛んだ。
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