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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第4章 発覚
「な、なにっ、朕が廃主だと!」




 王は唇を戦慄かせ、ムミョンを射殺さんばかりの烈しい眼で見据えた。もし仮に視線で人を殺せるなら、この瞬間、ムミョンは間違いなく兄に殺されていただろう。





 内禁衛の長官が前王に近づき、縄をかけようとするのに、ムミョンが叫んだ。
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