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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第4章 発覚
 ムミョンは挑発的に言うと、腰に刷いた長剣の鞘を払った。構えた剣先が月明かりに鈍く光り、飛びかかってくる私兵を次々に鮮やかに切り伏せる。 






 相も変わらず、彼が剣を揮う様は、流れるようで、舞を見ているかのようだ。それでも、彼が剣を振る度に血飛沫が飛散するのがこれは舞などではなく血生臭い闘いなのだと告げている。
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