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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第4章 発覚
「昼過ぎにそなたが老人と話していた時、たまたま翠翠楼の娘だと知っている者が近くにいて、老人に教えたらしい」




 これを、と、ムミョンは闇装束の袖から小さな巾着を出した。






「老人はそなたがこれを忘れていって、急いで後を追いかけた。それで、幸運にもセリョンが攫われるところを見たんだ」
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