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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第4章 発覚
 セリョンは念のため、しゃがみ込んで下男の息遣いに異常がないことを確認した。仕上げに、自分が縛られていた縄で下男の手足を縛る。





 それから室を出て元通りに扉を閉めて施錠する。これで少なくともテスが戻ってくるまで時間は稼げるだろう。
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