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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第4章 発覚
「まあ、良い。初花を散らすのは、ゆっくりと時間をかける方が楽しみ甲斐もあるというものだ。セリョン、楽しみにしていろ、今夜は眠る暇もないほど可愛がって、この世の極楽を教えてやる」






 まだ露わになったままのセリョンの胸から全身に淫らな視線が這わせ、テスは名残惜しそうに室を出ていった。
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