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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第3章 過去
 ムミョンが遠い瞳になった。





「俺は一度だけ、母が大切に持っていた曽祖母の姿絵を見たことがある。外国では細密画というそうだが、確かに美しい女性だった。透き通るような肌で、眼は鮮やかな水の色をしていたな」
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