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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第18章 涙で咲いた花
 彼女は人差し指を自分の口に当て、しきりに首を振っている。何かを喋ろうとしても、〝うー、あー〟という獣のうなり声のような声しか出ない。





 それで、セリョンはすべてを悟った。彼女は喋れないのだ。つまり何を自分に訊ねようとしても無駄だ、ということなのだろう。セリョンは彼女を気の毒に思い、視線を合わせ頷いて見せた。彼女はホッとしたような顔で控えめな笑みを浮かべ、後は逃げるように去っていった。

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