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とし子の悲劇
第3章 とし子の悲劇・第3部

「ねえあなた…どうしましょう。どうすればいい?」
「だから何なのだよ!?」
「ひろかずの結婚のことよ…このままひろかずにお嫁さんが来なくなってしまったら…どうすればいいの?しほは亡くなったから、この家には女の子はいないのよ。」
「そういうオドレは、家の預金通帳を勝手にもちだしたのはとしこさんだとわめき散らして、としこさんを追い出して置いて今さらなんだ!?」
「あなた!!どういうことなのよそれは!?」
「ひろかずが結婚をしたいと言うのならば、どうして早いうちに動こうとしなかったのだ!?親同士のお見合いの会などがあるのにどうして利用しなかった!?」
「あなたこそ何よ!?ひろかずの将来のことをあれやこれやとケチつけておいて!!それじゃあ!!ひろかずには嫁さんは必要ないと言いたいわけなの!?」
「来てほしいよ!!」
「だったら、協力しなさいよ!!」
「わしに命令する気か!?」
義父母は、いつものように怒鳴り合ってばかりいたので、義弟の結婚問題は置き去りにされてしまいました。
「だから何なのだよ!?」
「ひろかずの結婚のことよ…このままひろかずにお嫁さんが来なくなってしまったら…どうすればいいの?しほは亡くなったから、この家には女の子はいないのよ。」
「そういうオドレは、家の預金通帳を勝手にもちだしたのはとしこさんだとわめき散らして、としこさんを追い出して置いて今さらなんだ!?」
「あなた!!どういうことなのよそれは!?」
「ひろかずが結婚をしたいと言うのならば、どうして早いうちに動こうとしなかったのだ!?親同士のお見合いの会などがあるのにどうして利用しなかった!?」
「あなたこそ何よ!?ひろかずの将来のことをあれやこれやとケチつけておいて!!それじゃあ!!ひろかずには嫁さんは必要ないと言いたいわけなの!?」
「来てほしいよ!!」
「だったら、協力しなさいよ!!」
「わしに命令する気か!?」
義父母は、いつものように怒鳴り合ってばかりいたので、義弟の結婚問題は置き去りにされてしまいました。

