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第16章 恵理ではなく・・・・

俊也side


あーーーーーーー・・・マジ・・・・。


戻ったら航は３０分くすぐりの刑に処す(笑)



スッゲェ揺れる船を操縦しマジ酔いそうーーー・・・・。


無線がスッゲー来るけど無視。


船から本島までの距離を見ると・・・普通に行きゃ後４．５分・・・でも波で揺らされ後１０分ってとこ？？？



ちゃんと掴まってないと転びそうな船内でポケットの中の携帯が鳴る・・・・。


うるせーーーな・・・。


携帯を見ると・・・航からのライン。



・・・・・・・。



『お爺に連絡あって、トリフィートに泊まるかもって』


トリフィートッ？？・・・・あーーー・・・那覇港の直ぐ近くか・・・・。


てかアイツ金あんの？？？？


て俺金持ってきたっけッ？？？？



あーーー・・この揺れる感じマジウザいッ！！！！！！



携帯をまたポケットに戻し財布を出す・・・。


あー・・・・５万ありゃいっか・・・足りなかったらカードもあるし・・・・。





はぁぁ・・・。



連絡先・・・交換しとくべきだった・・・・。





ホテルに泊まれるんなら放っておいても良いのかもしれない・・・・。


でもなんか・・・。


アイツを一人にさせておく訳にはいかない気がした・・・・。





なんか・・・。


そう思った・・・・・。