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フリマアプリの恋人
第2章 鈴蘭のささやき

…「ゲットするコツは、とにかくひたすらチェックすることだよ」
瞳の得意げなアドバイスを思い返す。
「隙あらばチェック!これしか勝利への道はなし!」
「…だけど僕は君たちみたいに暇じゃないからね。
そうそうスマホばかり覗いていられないよ」
う〜ん…と瞳は腕組みした。
「…あとは、裏技てほどじゃないけど、ほかの商品にコメントすんの。
貴女の商品を購入したいのですが、出品のご予定はありますか?て。
上手くいけば取り置きしといてもらえるよ。
公式にはダメなことだけどね」
「へえ…。なるほどね…」
感心しながらも首を振る。
「…でも、その人の商品はいつもすべて売り切れているから、コメントする場がないんだよね」
「う〜ん!そうかあ…。
じゃあ、やっぱマメにチェックしかないね!清たん!」
そうして柊司の肩に両手をがしっと載せ
「恋と一緒!マメが肝心!マメなプリンス、マメプリになって広瀬すずをゲットするのだ!」
と、豪快に笑った。
…何がマメプリだ。犬でもあるまいに。
何が広瀬すずだ。僕に少女趣味はない。
誤解も甚だしいとはこのことだと、柊司は苦笑した。
瞳の得意げなアドバイスを思い返す。
「隙あらばチェック!これしか勝利への道はなし!」
「…だけど僕は君たちみたいに暇じゃないからね。
そうそうスマホばかり覗いていられないよ」
う〜ん…と瞳は腕組みした。
「…あとは、裏技てほどじゃないけど、ほかの商品にコメントすんの。
貴女の商品を購入したいのですが、出品のご予定はありますか?て。
上手くいけば取り置きしといてもらえるよ。
公式にはダメなことだけどね」
「へえ…。なるほどね…」
感心しながらも首を振る。
「…でも、その人の商品はいつもすべて売り切れているから、コメントする場がないんだよね」
「う〜ん!そうかあ…。
じゃあ、やっぱマメにチェックしかないね!清たん!」
そうして柊司の肩に両手をがしっと載せ
「恋と一緒!マメが肝心!マメなプリンス、マメプリになって広瀬すずをゲットするのだ!」
と、豪快に笑った。
…何がマメプリだ。犬でもあるまいに。
何が広瀬すずだ。僕に少女趣味はない。
誤解も甚だしいとはこのことだと、柊司は苦笑した。

