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お前と、俺と・・・。
第2章 誕生…そして成長
入学式。
桜の花びら舞う、春の暖かな風が吹く中
俺は、お袋と一緒に小学校の門をくぐった。
初めての教室
初めて見る教科書
初めて見る大きな黒板
初めて会う同級生
初めての事がいっぱいでも、俺に不安はなかったな
だって、俺には…あいつがいたから。
教室に入る時、入学式でのお世話係の六年生が
待ち構えていた。
その中に彩がいて
嬉しかったのを思い出す。
彩もすぐに俺を見つけて
「ヒデ!!カッコイイじゃん」
って、親指立ててたっけなー
偶然にも、式で体育館に入場する時に、六年生と
手をつなぎ行進するが、俺の相手は…彩だった!!
凄くないか?今思い出してもニヤけるよ
毎日、登校は彩と一緒。
学校でも、彩を探しては彩に引っ付き、離れな
かった。
そんな俺に、彩は

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