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お前と、俺と・・・。
第8章 そして今・・・別れの時
ドンッドンッドンッ…
「純兄、ちょっと入るよ!…」
「……」
「純兄、何か聞いてない? ヒデと、全然連絡が取れ
ないの…何か知ってる?」
「彩…秀はいない… もう、いないよ…」
「えっ?何? いないって、何言ってんの?」
「あいつ、東京に行ったんだ…」
「東京って…私、何も聞いてないよ…何で?
教師になるんだよね…だって、合格したもん。
すぐ、帰って来るんだよね?何泊なの?」
「彩…俺もよくわかんないんだよ。
お前、何かあった? 秀に、何か言ったか?」
「えっ?私? 何も…何も言ってないよ。
ただ、卒業式の日に会おうって、そう話しただけ…
ただ、それだけを…二人で決めてたの」
「秀、塾講師になったんだ…東京で就職したよ」
「嘘っ、なんで…」
「彩……」

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