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お前と、俺と・・・。
第7章 涙・・・
年が明けた
純兄も、彩も、忙しそうだ。
まっ、逆に俺はよかったと思ってしまう
でも、もう連絡しなきゃな
「会って話したい事がある」
純兄にメールを送った。
でも、あいつには・・・
もう、黙って離れよう。
顔を見るのも結構辛い
ダメダメな男だよな・・・俺
数日後、俺は純兄と二人で居酒屋へ
今では俺もビールだ!
いつも、ウーロン茶だったなぁ・・・と、懐かしく
楽しかった昔を思い出す。
思えば、俺もそれなりに走り続けてきた。
早く大人になりたくて・・・
早く二人に追いつきたくて・・・
早く教師になりたくて・・・
早く対等になりたくて・・・
「純兄・・・俺さ・・・東京に行くよ・・・」
「…えっ??? 旅行か???」
「違う・・・ごめん・・・就職決まったんだ・・・」
「ハッ?就職って…誰の事言ってんの?…秀の事じゃ
ないよな?」
「・・・ごめん」

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