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お前と、俺と・・・。
第4章 スタートライン…
一週間が終わろうとしている時
「淵上君、どうですか?」
後ろから、聞き覚えのある大好きな声。
「ハイ・・・何とか」
ヤベッ・・・顔、絶対ニヤケてるし。
てか、淵上君って・・・笑える
「おっ、やっぱ幼なじみ…気になるか?」
なんだよ、二人で話してんだよ・・・入って
くんな!!
「そりゃーね、どうかなって思ってね!」
「淵上君、頑張ってるぞ!
古川先生が心配しなくても、全然大丈夫!
すごく一生懸命だよ」
「・・・」
「すごい!沢田先生って、なかなか褒めないのに
淵上君、褒められてる…よかったね!
残り一週間、頑張ってね」
「はいっ」
「あと一週間、バシバシ行くぞ!!」
「はっ、はい・・・
よろしくお願い、、します・・・」
その言葉通り・・・翌週は更に慌ただしく
あっという間の一週間になった。
挨拶も全て終わり、俺は学校をあとにした。
二週間、ただ傍に居られた事だけを喜び、姿を
見られた事だけで満足していたんだ・・・

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