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蜜な時間はあなたと共に
第4章 欲情

「ごめんね、忙しかったから会えなくて…」
「あ、謝らんといて。俺も遅くまで仕事あって忙しかったからおあいこ。疲れてたら休んだ方が良いやろ……それに…」
「それに?」

怪訝そうな彼女にニヤリと笑い、茜さんの身体を撫でる手つきをいやらしいものに変える。
久しぶりのその行為に若干表情が硬くなった。

「ちょっと…お尻触るのは…」
「俺がポリープの手術してからずーっとエッチしてないやろ?今凄い茜さんに飢えてんの。抱き締めてキスして俺ので茜さんの事気持ち良くして…仕事で疲れてるのに、エッチして余計疲れさせたくなかったけど…こうして触りたいのずっと我慢してた…」

頭を撫でて、額の髪の毛を流してキスを落とした。

「ごめんな、エッチ目当てみたいに聞こえるよな…でも、茜さんに会いたかった気持ちは本当やから」
「大丈夫、ちゃんと伝わってるよ。ラインでいつも『仕事お疲れ様』って送ってくれてたの嬉しかったよ。春人に変に気を遣わせちゃってごめんね」
「違うよ、我慢が足りやん俺のせいやから」




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