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奴隷オークション
第4章 尚 初調教
ご主人様は既に屋敷の中に入っていた。
京香にリードを引かれ尚も屋敷の中に入って行く。
玄関ドアを抜けると立派な広い玄関が広がる。
「そこで靴脱いで上がりなさい。」と自分も靴を脱ぎながら尚に指示を出す。
唯一身にまとっていた靴を脱いだ尚は文字通り全裸だ。玄関から続く廊下を進むと下に降りる階段が廊下の先にあった。
2人は下に降りていく。
階段を下りきった先に大きな扉があり拷問部屋と書いてあった。
扉は鉄製でかなり重厚だ。
京香は扉を押して中に入る。
尚もリードに引かれて入っていく。
中はかなり広い部屋だ。
窓は一切なく照明がついていた。
ご主人様が診察台の側で私達を待っていた。
「こっちだ。」と私達を招く。
「ご主人様。これを。」尚をつないであるリードを渡す。
「それとこれ。」南京錠と手錠の鍵だった。
「私も着替えないとですね。女王様のコスチュームがあるんですよね?」
「あるよ。」と診察台の上に置いてあった紙袋を京香に渡す。
「それじゃ私は着替えて来ます。」
「わかった。こっちは陰毛処理の準備だ。」
ご主人様は首輪を外し、手錠と足枷も外す。
「そういえば名前をまだ名乗ってなかったな。小林広正だ。よろしくな。」
「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
「それじゃまず縛るからな。」と置いてあった麻縄を手に取った。
「はい。」尚は緊張してきた。
「尚は縛られるの始めてだよな。」
「はい。」
「それじゃ深呼吸しよう。はい。深く息を吸って。ユックリ吐く。」
「緊張するなとは言わない。過度な緊張は必要ないな。変な力が身体に入ってしまう。」
尚は深呼吸をする。
フッーっとユックリ息を吐くと少し落ち着いた。
「それじゃ膝立ちになりなさい。足を肩幅位に開いて。」
「はい。」尚は膝立ちになり足を開く。
「もうちょっと足を開きなさい。」と内腿を軽く叩く。
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