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第15章 もつれた糸

　隘路を最奥まで貫かれ、限界を越える充溢感と苦悶に耐えるのに精一杯だ。ソンの剛直は一度果てたにも拘わらず、一向に衰える風もなく、むしろますます猛り狂っているようだ。




　あまりの苦悶に、チェスンは涙を溢れさせた。そんな彼にはお構いなしに、ソンは幾度も強く腰を打ち付け、その度に剛直で狭い筒の感じやすい部分を擦られる。