この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
逃げた花嫁と王の執着愛~後宮秘帖~
第15章 もつれた糸
 ソンは一旦寝台を降り、枕許にある円卓に近づいた。円卓には先刻、内官たちが運んできた香炉と水差し、コップがある。窓に掛かった薄絹越しに冬の陽射しが差し込み、玻璃の水差しが虹色に煌めいた。





 ソンは水差しを手に取り、コップに半分ほど注いだかと思うと、口に含んだ。また寝台に戻ってきて、チェスンに覆い被さる。男の端正な顔が近づき、唇が重なった。唇の合間から冷たい液体が流し込まれる。
/2654ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ