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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第10章 大男の目にも涙
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「うん、アルはオイラ達をずっと守ってくれたんだ!まだオイラ達、子供だからアルに頼るしかないけど…
だから自分でできる事はぜんぶっ、自分でする!
で、いつか今度はオイラ達がアルを守るんだっ!
みんなでそう決めてるんだっ!」
決心に満ちた目をしてティムはまっすぐに前を向いた。
「あぁ、そうだな‥みんなで頑張るんだ!
なんかあったら俺に任せろ! お前ぇらはやっぱり子供だ…
もちろんアルもだ。これからだって手に追えない事はいっぱいある!
子供は大人が守るもんだぜっ!遠慮なんかいらねぇっ俺を頼ってくれや!」
そう言って頼もしい笑みを浮かべティムの肩をボンっと叩いた。
冷たい夜風も忘れるほどに心が温かい…
ずっと忘れていた感情をザドルは、はっきりと思い出した
俺の人生まだまだ捨てたもんじゃねえなっ!
ザドルも満面の笑みを浮かべ満月を見上げる。
「よしっ!腹へったっ!!
メシ喰いに行くぞっ!!」
「うんっ!!」
気合いの言葉を掛け二人でニィ〜と笑い合うとザドルはティムの手を引く。
空に浮かぶ月の明かりに照らされ、二つの大きな影と小さな影が縦長に伸び仲良く並んで揺れていた…
「うん、アルはオイラ達をずっと守ってくれたんだ!まだオイラ達、子供だからアルに頼るしかないけど…
だから自分でできる事はぜんぶっ、自分でする!
で、いつか今度はオイラ達がアルを守るんだっ!
みんなでそう決めてるんだっ!」
決心に満ちた目をしてティムはまっすぐに前を向いた。
「あぁ、そうだな‥みんなで頑張るんだ!
なんかあったら俺に任せろ! お前ぇらはやっぱり子供だ…
もちろんアルもだ。これからだって手に追えない事はいっぱいある!
子供は大人が守るもんだぜっ!遠慮なんかいらねぇっ俺を頼ってくれや!」
そう言って頼もしい笑みを浮かべティムの肩をボンっと叩いた。
冷たい夜風も忘れるほどに心が温かい…
ずっと忘れていた感情をザドルは、はっきりと思い出した
俺の人生まだまだ捨てたもんじゃねえなっ!
ザドルも満面の笑みを浮かべ満月を見上げる。
「よしっ!腹へったっ!!
メシ喰いに行くぞっ!!」
「うんっ!!」
気合いの言葉を掛け二人でニィ〜と笑い合うとザドルはティムの手を引く。
空に浮かぶ月の明かりに照らされ、二つの大きな影と小さな影が縦長に伸び仲良く並んで揺れていた…

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