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エロ小説を100冊読んでみた
第27章 孤島の淫乱ハーレム

その他。
物語というのは話がエスカレートしていかなくてはなりません。
何故なら、前の話よりも刺激の弱い話をされても読者は冷めるから。また、「進行感」がないと読んでいてダレてしまうから。
何かが前進したり、拡張したりというプラス方向の変化を持って次へと行かねば退屈になってしまう。
この点、ハーレムものはけっこう楽ちんで、ハーレムメンバーたるヒロインが一人ずつ増えていく(拡張する)わけですからエスカレートが約束されているジャンルなわけです。
ピンヒロインものの場合、プレイが激しくなっていったり、ヒロインとの関係性が深まっていくという形でエスカレートさせるのが常套手段ですね。
ただまあ「人が増えます」というだけではエスカレートはしているにしろ単調であることは否めない。だからこそ「ヒロイン一人一人の違い」や「プレイシチュエーション」をしっかり設定しておくことは大事なのでしょう。
本作でも「村のまとめ役の清楚な美熟女(実は未婚)」「その娘(養女)で診療所の看護師」「情熱的でエッチな海女」「包容力のある島の女教師」と、しっかりとキャラを立ててありました。どの女性ともヤリたい!と思わせてこそのハーレムもの、なんですよね。
また、メインヒロインとの関係の進展というメインプロットを配置しているのも前進。拡張を読者に感じさせる策の一環かと。

