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第26章 僕と契約して幼なじみ生徒会長に催眠をかけよう！

さて、前述の通りエロにおいてパロディはフックでしかないので、中身はネタ元とは全然関係なくたってよいのだ。というか、むしろ、そうあれかし。頑張ってオマージュネタをブチ込みまくった所で、読者の本当のお目当てはそれではないのだから。

そんなスタンスをしっかり発揮しているのも本作である。
パロディネタは「催眠術のかけ方」の中に収めてタイトル詐欺にならないようにちゃんとしつつ、上手くエロシーンからはオミットしている。

そして後はひたすらお漏らしお漏らしお漏らしおむつお漏らし!
性癖全開で突き進む！

「催眠もの」なので、竿役はヒロインとの力関係において下。
「お漏らし」という羞恥系プレイなので、ヒロインは気位の高い生徒会長。

ということで、教科書通りに設計されています。
これ、デビュー三年目の作品なのですね。恐るべし。無駄がなくてとても美しいと感じました。