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第12章 亜空間

その頃、咲たちは暇をもて余していたので天界に遊びに来ていた。

咲の身体がピクッと跳ねる。
お茶をしていたディラが立ち上がる。
タチバナやラファエルが不思議そうに見上げる。

「咲、今日はどこだ？」

「は…ダイゴ…止めちゃ…ダメよ。ご褒美だから…ん」

息も絶え絶えにやっという。

「はぁ…連結を切ればいいのに…。わかった。他のやつらのところにいく。」

と言って転移していった。

会話を聞いていたタチバナ達は、心配そうに咲をみる。

「大丈夫なのか？」

「ん…」

頷くが、いてもたってもいられずタチバナの首にすがり付く。

「は…ん…」

甘い声を出しながら、身体をピクッピクッと痙攣させる咲を取りあえず、抱き締めた。

「連結、切らないのか？」

耳元で優しく囁く。
が、咲は小さく首をふると

「せっかくの仕返しだもん。私にダメージがないと…ねっあぁん…」

タチバナの肩に顔を埋め、我慢する。

「…！咲…」

タチバナは咲の色っぽい声を聞いて、思わずキスをする。

ラファエルは、取りあえず部屋からでる事にした。