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永遠の愛を奪って
第13章 エッチな悪戯と危険な社員旅行

「えええ……!?」
あまりにも信じられなくて祐の発言を聞いた私は目を丸くした。
椿さんが私のことを好き……?
あのからかってくる椿さんが私を女として見ているなんて……。
「それはないって」
「やっぱりないよな。オレの勘違いか……。うん、ないない」
二人で縦に頷いてそのことに納得する。人は簡単に恋する生き物ではないからいくらなんでも有り得ない話だ。
最近になって元気づけてくれたり、やたらと機嫌を取ってくるような真似はしてくるけどそれは同じ会社で働く仲間だからに決まっている。
「小春は風呂には入った?」
「休んでから入ろうって思っていたからまだだよ」
そう言うと祐は声が響かないように口元に手を当てて私の耳の側に近づいてくる。
距離を詰めてきた時に当たった腕から祐のぬくもりを感じて少しずつ緊張が解されていく。
「じゃあ、まだアソコが濡れていたりする?」

