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永遠の愛を奪って
第7章 はじめてのお泊まり

「だから、もう付き合ってるようなものだよな。両思いだったんだし」
「いつから付き合ってることになるの?」
「オレは今からでもいいけど、小春はいつからがいい?」
ダメだ……。彼女になれることが嬉しくて、ドキドキしすぎて変な顔をしてしまいそう。
話しながら目が合っていたけど、なんだか恥ずかしくなってきて青木くhんから逃げるように視線を下げた。
「大事な話はまだ終わってないぞ。こっち向けって」
多分、今の私の顔は真っ赤になっていると思う。
セックスを終えてからやっと汗が引いたのに額にまたじわりと浮かんでくる。
「……我儘を言ってもいい?」
「いいよ。小春のことを悩ませてしまったからそのくらい聞く」
「付き合った日は私が処女を卒業した日がいい」
「えっ……。初めて小春を抱いた日から?」
「うん。そしたらあの日の夜の思い出がもっと素敵なものになるかなって……」

