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永遠の愛を奪って
第7章 はじめてのお泊まり



この疑問が虚しく響くほど、青木くんと二人でいるラブホテルの一室はとても静かだった。


音楽もかけていないし、テレビもつけていない。


そして薄暗くしたこの部屋をベッドサイドにある卓上ライトが仄か照らしている。


誰にも何にも邪魔されず、重要な話をするには持ってこいの環境だった。



「オレと小春が……?」


「そう。それとも……、私は青木くんにとって恋人じゃなくて……セフレなのかな……?」


場合によっては重たく思われてしまうから、恋人やセフレなんて言葉は出したくなかった。


でもこの先も曖昧な関係のままでいたくない。


仲直りをした今日にこんなことを聞いて急かしているようで悪いけど、ドキドキしながら青木くんの答えを待つ。


「小春はどう思ってたの?」


「私は恋人がいいなって思ってた」




「そっか」


「ちょっ……、それだけ!?教えてよ!ずっと気になっていたんだから!」


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