この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘めた花は彼の腕の中で咲く
第5章 君を見てると我慢出来ない…
「ごめん、そろそろ帰ろうか」
「あ、はい…」
スーツを整え始めたので、私もノロノロと整えた。
直前でお預けにされるのって結構クルなぁ…
「『あと少しだったのに』って顔してる」
「な、し、してない!」
両手で顔を隠すと、クスクスと笑われた…
「ふふっ、そうやって隠すと余計怪しいよ?」
手を退けて、少しムッとした表情でいると、繁正さんがハンカチを渡してくれた。
「濡れて気持ち悪いだろ?コレで拭って」
「そんな新品みたいなハンカチ使えません!」
ズボンのポケットから自分用のハンドタオルを取り出し、秘部を拭った。
「……」
「…あの、見られてるの恥ずかしいです」
「ゴメン…」
繁正さんはテーブルに手を向いて、前傾姿勢になっていた。
「どうしたんですか?」
「いや、アレが収まんなくて」
「…アレって?」
繁正さんが指差した先は、まだ盛り上がってる股間。
慌てて目を逸らすと、ため息が聞こえた。
「…電話が来て良かった」
「どうして…?」
「…このまま君がイッてたら、時間を忘れて抱き潰すところだった…」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


