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第3章 転

ユキの艶めかしい腰のくびれに手を回すと、信司は自分の腰骨を彼女のそれに正面から、ピタリと当てた。

もちろんお互いの大切な秘部が接触する。

獰猛に突き上がっている突起が、繁みの中を縦に滑った。

ユキは、その刹那、自分の下腹に熱い棒状のものが叩かれ、その部位から背すじにかけての、ゾクゾクとした感触の立ち上がりに驚いた。

しかし、ユキが反応を示すより早く、信司は一度、彼女の腰から自分の腰だけを器用に離し、手で屹立物を押し下げたかと思うと、ゆっくりと再び腰を前に進めた。

あん。なに？

ユキには合点がいかなかった。

が、すぐに股間から、今まで感じたことのない電気が走る。

ユキの両腿の恥骨に、エラを張った熱い幹が差し込まれたのだ。

「あぁん。信ちゃん、なにを。あぁん・・・」

堪えていた声が、ユキの口から漏れ出た。

信司は、彼女の臀部に腕を回してつかむと、腰を前後に小刻みに動かし始めた。

ちゃぷんちゃぷんという規則正しい湯音と、チュプチュプと擦れ合う響きが、お風呂場に混じり合う。

あぁあぁ・・・

もう、ユキは考えることができない。

背の高さが、ユキが低い分、秘裂が押し下げられ、とんでもなく大きな摩擦が走る。

図らずもグイグイと幹を上から圧迫してしまうのだ。

花弁は、ピタリと幹を覆ってしまい、お湯ではない、とろりとした蜜が潤滑油となってしまっている。

「ちょっと待って、信ちゃん。ちょっと、あっ・・ぁん」

前後に捻り入れられ、そして抜かれるたびに漏れる声を、自分の骨の響きから捉えると、ユキはより一層、敏感になった。

「あぁ、ユキ。すごく気持ちがいいよ。オレのを包み込んで、ねちゃねちゃした液が出てきて、吸いついてる」

信司の肩を押し退けようとしていたユキの手の力が、その言葉で緩んでしまう。

いやらしい姿態を実況されることで、恥ずかしさが込み上げてしまい、力が抜けてしまう。

「ダメダメ。信ちゃん、動くのよして」