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君に熱視線゚
第41章 心の変化(苗の異変)
「あ、マイネームイズっ‥」
苗の必死な自己紹介を無視してリディは目を見開き晴樹に聞き返す
「16!?
うそ、日本人てやっぱり発育が遅いのね‥」
‥ムムっ
今、日本語喋っただかっ!?
リディの言葉に苗は、笑顔を一瞬にして崩していた
「‥苗、この娘は今、結城グループで共同ビジネスをしてる
クライム・カンパニー。
‥てグループの社長のお嬢さんでリディ・クライム。
ファミリーで経営してるから結城グループと主体は同じだな!
日本語は達者だから普通に話していいぜ」
「ふーん‥」
カタカナが多すぎて苗にはよく理解ができなかったようだ‥
簡単に紹介を済ませると晴樹はハンドルに手をかけ口を開く
「んじゃ、映画に行‥」
「ねえ晴樹!
六本木ヒルズに行きましょ。アタシ見たいお店があるの!」
映画行きの号令をかけようとした晴樹を遮り、リディは当然のように自分の案をごり押しする
「‥俺達、映画観るつもりなんだけど‥‥」
「映画は後で見ればいいでしょ。
誰が優先か・し・ら?」
「・・・
‥はあ‥わかったよ‥。」
‥え?
あれ‥映画は後!?

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