この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Love to regain~心から笑う日
第13章 我慢の限界
終業式の日。
もう・・・かなり寒い。
今日は終業式だっていうのに・・・。
豊は休み。
あの日以降、豊も藤森も学校を休んでいる。
あんな事があった後だ、・・・・学校にノコノコ来れる訳ねーか。
でも
冬休み後
アイツ覚えてろよ?
「豊インフルとか???」
大輝が言った。
そんな訳ねーだろ???
サボだサボだ。
「隣のクラスの藤森も来てないよな??お前何かあった???」
雅はそう言って俺の顔を見てきた。
・・・・・・。
「別に何もない・・・・。」
あの話を・・・する気もない。
井ノ川があんな目にあった事を・・・仲間でも言う気はない。
「何々??藤森のあの誘いにお前乗ったろ???(笑)翌日からアイツ来ないじゃん?!」
雅は面白がって俺の顔を覗き込みそう言った。
「あっ!!そうだった(笑)(笑)藤森が言ってた子可愛かった???お前やったの???」
大輝がそう言うと・・・。
あの日の事を思い出してしまって・・・。
なんか無性にイラついた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


