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セイドレイ【完結】
第38章 最後の晩餐

時は遡ること3月下旬。
あの生配信が行われる3日前。
その日は珍しく会員の予約が入っておらず、亜美は束の間の休息を田中と共に過ごしていた。
予約の無い日は田中や本山に抱かれることも無いため気は楽なのだが、それはそれで厄介なこともあった。
「あっ、亜美ちゃんっ…ちょっと見ててもらっても…いいかなっ??」
田中がそう言いながら、亜美の目の前で下半身を露出し、自身の肉棒をしごき始める。
抱けない代わりに、自慰をする姿を見てくれというのだ。
「…はい。どうぞ」
いちいち許可を取る必要性については疑問だったが、それは田中の性格だろう。
たとえここで亜美がそれを拒否しても、田中は嫌な顔ひとつせずにその下半身を黙ってパンツに仕舞うであろうことも分かっていた。
しかし、この状況はさておき、亜美が一応は健康的な毎日を送れているのは、田中による献身的な世話のおかげであるということを亜美は理解していた。
少なくとも、金にものを言わせ欲求を吐き出してくるだけの会員達と田中は少し違うのだ。
何より、亜美を抱けない日の田中は、それはそれは苦しそうに見えてしまい、亜美としても何だか落ち着かなかった。
男は一度射精させてしまえば一旦は大人しくなることを亜美はもう十分過ぎる程に分かっていたため、田中のこんな馬鹿げた要求にも応じていた。
「あっ…あっあっ…亜美ちゃんっ……見て??あぁ…亜美ちゃんに見られてイッちゃうよぉ…あっあっあっ…イク…イクッ!」
田中が上体を仰け反らせ、微かに痙攣しながら射精を開始する。
ドピュ、ドピュ…と、余った皮がだらしなく被った亀頭の先端から、白濁した精液が塊となって噴出する。
そして、その放出された精液の受け皿となっていたのが…なんと、亜美の足元、床に置かれた今晩の食事だった。
田中は自分が亜美のためにこしらえた夕飯のサラダに、まるでドレッシングをかけるかのようにして、大量のザーメンを撒き散らす。
最後の一滴まで惜しむように何度も絞り出した後、亀頭をレタスの葉で拭うように擦り付けた。
「はぁっ…はぁ……ふぅ……今日もいっぱい出ちゃった。僕の特製ドレッシング…だよ?ささ、食べさせてあげるね。亜美ちゃん…はい、あーん……」
亜美はほんの一瞬の躊躇を挟み、田中がフォークに刺した精液まみれのレタスの葉を口に含んだ。
あの生配信が行われる3日前。
その日は珍しく会員の予約が入っておらず、亜美は束の間の休息を田中と共に過ごしていた。
予約の無い日は田中や本山に抱かれることも無いため気は楽なのだが、それはそれで厄介なこともあった。
「あっ、亜美ちゃんっ…ちょっと見ててもらっても…いいかなっ??」
田中がそう言いながら、亜美の目の前で下半身を露出し、自身の肉棒をしごき始める。
抱けない代わりに、自慰をする姿を見てくれというのだ。
「…はい。どうぞ」
いちいち許可を取る必要性については疑問だったが、それは田中の性格だろう。
たとえここで亜美がそれを拒否しても、田中は嫌な顔ひとつせずにその下半身を黙ってパンツに仕舞うであろうことも分かっていた。
しかし、この状況はさておき、亜美が一応は健康的な毎日を送れているのは、田中による献身的な世話のおかげであるということを亜美は理解していた。
少なくとも、金にものを言わせ欲求を吐き出してくるだけの会員達と田中は少し違うのだ。
何より、亜美を抱けない日の田中は、それはそれは苦しそうに見えてしまい、亜美としても何だか落ち着かなかった。
男は一度射精させてしまえば一旦は大人しくなることを亜美はもう十分過ぎる程に分かっていたため、田中のこんな馬鹿げた要求にも応じていた。
「あっ…あっあっ…亜美ちゃんっ……見て??あぁ…亜美ちゃんに見られてイッちゃうよぉ…あっあっあっ…イク…イクッ!」
田中が上体を仰け反らせ、微かに痙攣しながら射精を開始する。
ドピュ、ドピュ…と、余った皮がだらしなく被った亀頭の先端から、白濁した精液が塊となって噴出する。
そして、その放出された精液の受け皿となっていたのが…なんと、亜美の足元、床に置かれた今晩の食事だった。
田中は自分が亜美のためにこしらえた夕飯のサラダに、まるでドレッシングをかけるかのようにして、大量のザーメンを撒き散らす。
最後の一滴まで惜しむように何度も絞り出した後、亀頭をレタスの葉で拭うように擦り付けた。
「はぁっ…はぁ……ふぅ……今日もいっぱい出ちゃった。僕の特製ドレッシング…だよ?ささ、食べさせてあげるね。亜美ちゃん…はい、あーん……」
亜美はほんの一瞬の躊躇を挟み、田中がフォークに刺した精液まみれのレタスの葉を口に含んだ。

