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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第25章 俺と彼女の事情
俺は笑いながら
『ほなメグが夜職あがるまで
のんびり待ってるわ』
と言って気付いた。
付き合う気なんてないのに
要らんこと言うてもおた…。
『ほなまたな!』
俺は服を着て彼女の家を後にした。
…同棲かぁ…。
自室のベッドに転がり考える。
レイナも恋人出来た言うてたし…
久しぶりに恋愛してみようかな…
でもメグは付き合う気はないと
言っていた…。
なのに何故一緒に住まないか
聞いてきたんだ…?
何か…俺に言って欲しい言葉が
あったんだろうか…。
分からない。
…彼女は何を考えている?
彼女がもし
ホントは付き合いたかったら?
俺は彼女の望む通り動けるんだろうか?
…まぁいっか今の関係でいいって言ったし
俺は考える事をやめ彼女の事情を
素直に汲むことにした。

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