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ありがとうを君に…
第3章 結婚
夏になり本格的に話を進めようと
お互いの家に挨拶をしに行く事に。
誠一のご両親と対面し食事をする事に
なって、みんなでレストランへ
早速、お父様から家族の事を聞かれた
「お父さんは何をしているの?」
「えっ…」
誠一、言ってなかったのかな…
横に居たお姉様から
「ちょっと、何で聞くのよ!」
やっぱり知ってるよね…
知ってるのに、私に聞くんだ
「父はいません、離婚したので」
「あーそう、じゃ大学はどこに行ったの?」
「行ってません、就職組だったので…」
みんな苦笑いしてる
ハーッ、何か嫌な感じのお父様
何だろう…この嫌な空気
この食事会、楽しくなりそうな気がしない
結局、会話も盛り上がらないまま
帰る事になり、誠一の家族とも別れた
ハーッ、疲れた…
何をどうしたらここまで疲れるんだろう
それ程疲れた
今日はもう何もしたくない。

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